正しいパスワードの作り方

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まずは作ってみる

曲を選ぶ

何かひとつ、“日本語の“曲を選んでください。ポップスから、演歌から、校歌、童謡、民謡、応援歌、と広いジャンルを見渡して、自分にとって適度に覚えやすいものを選びましょう。

フレーズを選ぶ

繰り返しの歌詞や、日本語になってない部分は避け、適度に覚えやすい2小節(曲によっては4小節)を選びましょう。曲の頭やサビを避ければなおよい。

子音を取り出す

今選んだフレーズを頭の中で歌いつつ、ローマ字入力で歌詞を打ち込む気分で子音だけを取り出します。

例:

地 球  はー た ち   ま ちー こおりつくー
ti kyu ha   ta chi ma chi
t  k   h    t  c   m  c

これで、tkhtcmcを作りました。こうしてみれば、でたらめにしか見えないでしょう?

数字と記号を織り交ぜる

仕上げにアルファベットや元の歌詞を見ながら、適当に数字や記号を織り交ぜます。

例:

tkhtcmc → t9htcm@c できあがり。

どうです?どう見てもでたらめでしょう?しかも、歌詞を頭に思い浮かべれば、すんなりと思い出して入力できます。

だからといって、うっかり口ずさんだりしないように!!

そもそも、「強い」パスワードとは何か?

他人にわかりづらく、自分にわかりやすく

パスワードを自分で決めるとなると、どうしても、英単語やら、自分の住所やらを使ってしまいがちですが、そういったものは、後述する“パスワードクラック”によって、やぶられてしまうのです。

かといって、機械的に生成された完全にでたらめなパスワードですと覚えられないものですから、手帳にメモして…などとやるとまるで本末転倒でして、そこで悩んだ挙句、どこかの頭のいい人が上のような方法を考えたわけでした。

パスワードクラックの手口

現代、他人のパスワードを盗み出すときには、正体不明の暗号文とにらめっこするわけではなく、通常は総当り法(brute attack)というのを使います。つまり、通常の人間がパスワードに使いそうな英単語を片っ端から試すわけで、インターネット上には「その為の辞書」が置いてあったりします。

さらに、最近のパスワードクラッカー(その目的のためのソフトウェア)では、dogを後ろへ一字ずつずらしたephをためす(Caesar式の暗号ですね)といった、おおよそ凡人が考えそうな部分はあっさり対応されていたりします。

同じ手法が、携帯電話の広告メールの送信にも、おそらく使われています。

大久保 康平
kuboon@mbe.nifty.com